お雛様でお迎えしています
こんにちは、スタッフKです。
ずいぶん春めいてきました。この時期は市内あちこちで「春灯し、酒田雛街道」を開催しており、古くから大事にされてきた貴重なお雛様を見ることができますが、土門拳記念館エントランスも、傘福や土門拳が撮影した「立雛」(京都・北村謹次郎氏蔵)の写真で、春の雰囲気です。
さて、今日の話題は、土門拳がテーマとなった演劇公演のお知らせです。4月23日(火)~26日(金)、東京両国にあるシアターX(カイ)で、平石耕一事務所第31回公演、土門拳生誕110年記念『拳 KEN ~土門拳とその弟子たち~』(作・演出:平石耕一)が上演されます。平石耕一事務所では2006年にも紀伊国屋ホールで土門拳をテーマにした演劇「いらかのなみ」を上演していますが、今回は13年の時を経て、さらに円熟した平石氏がまた新たに書き直した作品で、戦中・戦前・戦後「昭和」をにらみ続けた鬼《拳》とその弟子たちの姿を描いたものです。劇中には、ピアノ生演奏による役者の方々の迫力ある歌もちりばめられた臨場感ある舞台とのこと。
4日間の公演中、25日(木)2時から始まる公演の後には、土門拳の弟子ご本人である藤森武氏のアフタートークもあります。
土門拳が演劇になるって、どんな感じなんでしょうね?見てみたいですね。ご興味のある方、平石耕一事務所のオフィシャルブログのぞいてみてください。