昨日行われた対談イベントでの林先生と藤森先生
こんにちは、スタッフKです。
昨日、当館では、特別展 昭和の目撃者「林忠彦VS土門拳」にあわせて、写真家として活躍中のお二人、林義勝先生と藤森武先生の対談イベントを開催しました。父・林忠彦の晩年の名作「東海道」の撮影に同行した林義勝先生と、土門拳の内弟子で当館学芸担当理事の藤森武先生の対談。お二人の言葉には、「昭和の写真家、林と土門の残した仕事の意味」、「写真とはどういうものか」ということを考えるうえで重要なキーワードがたくさん詰まっておりました。何よりも、それぞれの「おやじ」への愛、思いがあふれていて…。しみじみ、人の思いが仕事をつくる、人生をつくる、社会をつくる、歴史をつくる…。うまくは言えませんが、この記念館の空間も、そういうもの《 … 》でできている気がして、胸が熱くなりました。特別展はまだまだ7月17日まで開催中ですので、ぜひ、林×土門の「対決」を見に来てください。お待ちいたしております。
さて、今日はもう一つ書きたいことがありまして。先日から当館記念室で「第45回土門拳杯入賞作品展」を展示しています。これは、酒田のアマチュア写真愛好家の集まりである全酒田写真連盟主催のコンテスト上位入賞作品です。この知られざる「土門拳杯」について、もっといっぱい書きたかったのですが、本日はとりあえず、その展示は今月31日で終わりますよ~、見に来てね~ということだけで。「土門拳杯」について、詳しくは、また次回に。こんなつたないブログですが、次回もぜひ読んでくださいませ。