雨蛙(1963)
土門拳は、風景をいわゆる風景写真としてわざわざ撮りに行ったことはありませんでした。
『古寺巡礼』や『古窯遍歴』の道すがら、撮影の合い間に、風景に惹かれ眼にひょっこり入ると、ついひょっこり撮ってしまった、と言っています。
ただ、昭和43(1968)年に二度目の脳出血で倒れ、車椅子の生活になってからは、「これからは風景を撮りたい。山があって水があって流れるような」と語っています。
『古寺巡礼』や『古窯遍歴』の道すがら、撮影の合い間に、風景に惹かれ眼にひょっこり入ると、ついひょっこり撮ってしまった、と言っています。
ただ、昭和43(1968)年に二度目の脳出血で倒れ、車椅子の生活になってからは、「これからは風景を撮りたい。山があって水があって流れるような」と語っています。
山腹のもみじ(1969)
塔影